Chapel Saint-They, フランス、クレダン=カプ=シズンの礼拝堂
サン=テイ礼拝堂は、フランスのブルターニュ地方、クレダン=カプ=シズン近郊のカプ・シズンの崖の上に建つ、歴史記念物に指定された礼拝堂です。石造りの建物で、身廊は簡素で、中央には天蓋付きの祭壇があり、壁に沿っていくつかの小さな祭壇があります。
南壁に刻まれたブルトン語のゴシック様式の碑文は、この礼拝堂が1538年に創設されたことを裏付けており、ブルトン人の宗教的伝統の中心となる聖人である聖トレメールと聖ギルダスに言及しています。建物は、この開けた岬での風雨の影響から守るために、何世紀にもわたって何度も修復されてきました。
この礼拝堂には年に4回巡礼者が集まり、最も大きな集まりは7月の第1日曜日で、半島の周辺の村々から人々が集まり、聖テイを称えます。聖人の名前は、テウデリクという名前の地元のブルトン語形に由来すると考えられており、この地域に古いケルト系キリスト教が深く根付いていることを反映しています。
礼拝堂へは、主要道路の近くから始まり、カプ・シザンの崖に沿って続く遊歩道で行くことができます。この場所は地元の協会によって管理されているため、訪れる前に礼拝堂が開いているか確認することをお勧めします。
礼拝堂の中に吊るされた鐘は、工房で作られたものではなく、プリムランのトレズ=ゴアレム沖で沈没したイングランド船ダーラム号の難破船から来たものです。この鐘は現在も使われており、記録された難破船と直接関係のあるブルターニュの礼拝堂の鐘の一つとなっています。