クレミュー通り, フランス、パリ12区の歩行者専用道路
リュ・クレミウはパリ12区にある石畳の通りで、リヨン通りとベルシー通りの間にあり、全長は144メートルです。両側にはパステルカラーのファサードを持つ2階建ての家々が並び、幅7.5メートルの歩行者専用区域となっています。
この通りは1865年にアベニュー・ミヨーという名前で、鉄道労働者のための住宅地として作られました。1897年に、フランスの弁護士で元法務大臣のアドルフ・クレミウにちなんで、現在の名前になりました。
色とりどりのファサードは、パリの労働者階級が住む地区の伝統を反映しています。かつては各家が自分の好みで壁を飾っていました。今も住民たちはこの習慣を共同生活の文化の一部として大切にし、窓に花箱や装飾を加えています。
最寄りの地下鉄駅は、1号線・14号線とRER A線・D線が乗り入れるリヨン駅で、そこから徒歩数分です。入口は大きな通りに挟まれており、日中は簡単に歩いて行けます。
8番の家の壁には、1910年の大洪水のときにセーヌ川の水位が道路面より1.75メートル上だったことを示す標識があります。この珍しい標識は、この地区が川にどれほど近いか、そして増水時にどれほどの力が働くかを示しています。
