Cloister of the Cathédrale Notre-Dame de Bayonne, フランス・バイヨンヌのゴシック様式の回廊
バイヨンヌ大聖堂の回廊は、中央の庭を囲む4つの屋根付き通路からなる四角形で、対をなす小円柱の上にゴシック様式の尖頭アーチが載る。アーケードは大聖堂の南側に開き、通路は木造の小屋組と石のヴォールトで覆われている。各通路の梁間には彫刻された要石と柱頭が見られる。
回廊は13世紀に着工され15世紀に完成し、大聖堂の造営段階に合わせて拡張された。19世紀にはポール・アバディ、次いでエミール・ボエスヴィルヴァルトの指揮で修復が行われ、傷んだ石造の多くが作り直された。一辺約50メートルで、フランスの大聖堂回廊でも最大級のひとつである。
回廊は大聖堂の南側に接し、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼者がバイヨンヌを通る際の道筋にありました。ヴォールトの要石や持送りにはホタテ貝と巡礼者の彫刻が見られます。現在も行列や静かな祈りの場として使われています。
回廊への入口は大聖堂の西正面ではなく南側にあり、身廊から翼廊付近の通路を通って入ります。礼拝中は一部の回廊が閉鎖され、中庭の庭園も常に開いているわけではないため、見学前に大聖堂で確認してください。
北回廊の要石には杖を持つ小さな人物が彫られており、19世紀の修復で積まれた石は中世の石と色合いが異なります。回廊にはバイヨンヌの聖堂参事会員の墓板もあり、床ではなく壁に立てて置かれています。