Obélisque, フランス、ポール=ヴァンドルのオベリスク
オベリスク・ド・ポール=ヴァンドルは、フランス南部のポール=ヴァンドル中心部にあるロワイヤル広場に立つ大理石のオベリスクで、高さは約33メートルです。ヴィルフランシュ=ド=コンフランのピンク大理石とエスタジェルの白大理石で造られており、頂部には地球儀と百合の紋章が載り、台座の四隅には大陸を表すブロンズの亀が置かれています。
このオベリスクはマレシャル・ド・マイイの命により建てられ、建築家シャルル・ド・ワイイが設計し、存命中のルイ16世に捧げられたものです。これはこの地域で王の生前に捧げられた唯一の記念碑であり、1920年に歴史的建造物として登録されました。
台座にある四つのブロンズのレリーフには、アメリカ独立やフランスにおける奴隷制度の廃止など、ルイ16世の治世の場面が描かれています。台座を一周しながら、それぞれの場面を一つの歴史の章として読み解くことができます。
オベリスクはポール=ヴァンドルの中心部にあるロワイヤル広場に立っており、近くに駐車場もあるため徒歩でも車でも簡単にアクセスできます。入場は無料で、予約不要・年間を通じていつでも見学できます。
このオベリスクはルイ16世を称えるものですが、ブロンズのレリーフの一つには、1778年のアメリカ独立を承認した条約を運ぶフリゲート艦が描かれており、地中海の小さな港町とアメリカ合衆国の建国の瞬間が結びついています。頂部には地球儀が置かれており、この町が広い世界に開かれた港としての歴史を示しています。
