ウジャルマ要塞, カヘティ地方の中世要塞
ウジャルマ要塞は、カヘティ地方にある中世の防御施設で、イオリ川を見下ろす高台にあります。敷地内には防御用の塔が数基のぞき、北東部には2階建ての住宅建物があります。
この要塞は、3世紀から4世紀の間にアスパクレス1世によって創設され、後にヴァフタング・ゴルガサリ王の治世下で王の住居として使われました。この場所は、何世代にもわたり、地域を支配するための重要な権力の中心地となりました。
要塞内には、ジャルパティオサニと呼ばれる2階建ての教会があり、今でもこの複合施設の精神的な中心となっています。建物には複数の建設期の明確な痕跡があり、さまざまな建築の伝統が重なっている様子を見ることができます。
要塞へは、トビリシ-テラビ道路からアクセスでき、ウジャルマ村の北約4キロに位置します。敷地はかなり開けており、周囲の風景や川を眺めるのに適した場所があります。
この遺跡での考古学発掘により、12世紀から13世紀のものとされるガラスの腕輪、青銅の指輪、陶器が発見されています。これらの発見は、王の住居としての時代が終わった後も、人々がここに住み続け、この場所を大切にしていたことを示しています。