ドラス川, ラダックとパキスタンの氷河川。
ドラス川は、ラダック北東部を流れる氷河の川で、全長約86キロメートルです。その流れに沿って、多くの氷河から流れ出る小川が集まります。川は山の谷をぬって着実に北東へ流れ、やがてこの地域の他の川と合流します。
何世紀にもわたり、この水路はカシミールとラダックを結ぶ自然の交易路として機能し、商人たちはその谷を通って地域間で商品を運びました。この道は、何世代にもわたって二つの地域の経済的結びつきを形作りました。
川沿いのコミュニティは何世代にもわたって灌漑用水路を作り、農地に水を引き、日々の生活を形作ってきました。これらの水路は、今日でも人々が土地を耕す上で欠かせないものです。
主要な幹線道路が川の谷に沿って走っており、この地域の二つの主要都市を移動する旅行者にとってアクセスが容易です。道路は一年中通行可能ですが、冬の間は厳しい天候に見舞われることがあります。
この川は、標高4400メートルを超える僻地の氷河に源を発しており、その水源はこの地域で最も高い地点の一つです。水路を下っていくと、氷に覆われた山の源流から、下流の谷を支える川へと変化していく様子が見られます。