ダンスボー砦, インドのタランガンバディ・タルクにある砦
フォート・ダンスボーは、ベンガル湾に面したタランガンバディにあるデンマーク植民地時代の砦で、長さ約60メートルの台形の平面を持ちます。壁は高い部屋と見張り用の宿舎を囲み、ラクダのこぶのような形のドームが水上にそびえています。
1620年、デンマークの提督オーヴェ・イェデはタンジャーヴール王ラグナータ・ナヤックと協定を結び、ここに交易拠点を築きました。この複合施設はヨーロッパ国外で最大のデンマークの要塞に成長し、インド初のプロテスタント宣教拠点もここに置かれました。
展示室には、ヨーロッパの船舶模型のほか、ヒンドゥー教の神々の石彫りや植民地時代のデンマーク語の写本が並びます。ガラスケースには武器やイルカの骨格などの博物学的標本が収められており、デンマークの商人たちの日常生活とインドの沿岸世界との出会いを物語っています。
タミル・ナードゥ州考古局が博物館を運営し、デンマーク植民地時代の遺物や文書を展示しています。各室には案内板があり、来場者は海に面した砦の壁と稜堡に沿って歩くことができます。
この要塞は、クロンボー城に次いで世界で2番目に大きなデンマークの拠点です。城壁はかつてインド初のプロテスタント宣教基地を囲み、現在はヨーロッパと南アジアの初期の宗教的出会いの遺物を収蔵しています。