マルクス・アウレリウスの記念柱, ローマの勝利記念柱
マルクス・アウレリウスの円柱は、ローマ歴史地区のコロンナ広場に立つ大理石の勝利記念碑です。高さは約30メートルで、100以上の場面にわたる軍事作戦が刻まれた連続する螺旋状の浮き彫りで覆われています。
コンモドゥス帝は、父であるゲルマン部族とサルマタイ人に対する勝利を称えるため、180年から193年の間にこの記念碑を建設させました。工事はマルクス・アウレリウスの死後まもなく始まったと考えられ、新しい統治を正当化する役割を果たしました。
浮き彫りの帯は、兵士たちがドナウ川を渡り北部の部族と戦う場面を示しています。また、ローマ軍を渇きから救った雨の描写も見ることができ、それは神の介入と解釈されました。
内部の螺旋階段(203段)への立ち入りは一般にできませんが、外から浮き彫りを間近で見ることができます。訪問に適した時間は早朝か夕方遅くで、その時間帯は日光が彫刻の細部を浮かび上がらせます。
1589年、ドメニコ・フォンターナは、皇帝の青銅像を聖パウロの像に取り替えました。この像は今も頂上に立っています。マルクス・アウレリウスの頭部は、16世紀に近くの教会の下で発見され、後に博物館に移されました。