アティーナ, フロジノーネ県、ラティウム州のコムーネ
アティーナは、ラティウム州フロジノーネ県にある小さな町で、コミーノ渓谷の丘の上に位置し、背後には白いドロマイトのモンティ・ビアンキ山脈がそびえています。町は巨大な石壁に囲まれ、その中心にはパラッツォ・カンテルモやサンタ・マリア・アッスンタ教会などの重要な建物が立ち、ローマ時代の遺産とその後の改築の層が見られます。
伝説によれば、アティーナはサトゥルヌスによって建設され、後にサムニウム人の中心地となり、その後ローマに吸収され、ウェルギリウスの『アエネーイス』にも言及されています。この町は1349年の大きな地震で破壊されましたが、その後すぐに再建され、現在も残る新しい城壁が築かれました。
アティーナという名前は、古代神話と伝説上の創設者であるサトゥルニ人に由来します。この遺産は教会や守護聖人である聖マルコの崇敬に今も見ることができ、10月1日の聖マルコの祝日には地域社会が一つになります。
この町は徒歩で探索するのが最適で、狭くて急な通りを上り下りしながら、大きな石壁と古い教会が道しるべとなります。石畳の道はでこぼこしているので、丈夫な靴を履くことをおすすめします。また、周囲の田園地帯は徒歩で簡単にアクセスできます。
現在は市庁舎となっているパラッツォ・カンテルモの中には、約2000年前のローマ時代のモザイクがあります。これは古代の職人の技を示すもので、注意深く見ないと見逃してしまいがちです。この隠れた芸術作品は、建物を遠い過去につなぐ魅力的な遺物です。