カマルドリ, イタリア、トスカーナ州カゼンティーノ渓谷の修道院複合施設
カマルドリは、トスカーナ州のカゼンティーノ渓谷にある修道院複合施設で、高地に隠修院、その下に修道院があります。建物は標高800メートルから1,100メートルの間に位置し、密林に囲まれています。教会には芸術作品があり、その他に共同食堂、修道士の独房、歴史ある薬局があります。
ベネディクト会修道士ロムアルドは1012年に隠修院を創設し、後に新しい修道運動の源となりました。カマルドリ会はこの創設から生まれ、1113年に教皇の承認を受けました。
この名前は聖ロムアルドと、彼が創設した精神的伝統に由来し、その伝統が何世紀にもわたってこの場所を形作ってきました。今日、訪問者は保存された部屋や芸術作品、そして修道士たちが毎日集まった共同食堂を通して、共同体の生活の様子を見ることができます。
この場所は高地にあり、雪のない月はアクセスしやすくなりますが、冬は道路状況が制限されることがあります。近代的なビジターセンターには図書室があり、訪問者は歴史や修道院の生活について詳しく学ぶことができます。
この古い薬局は800年以上にわたり共同体の医療センターとして機能し、中世の治療法を知る手がかりとなる処方を今に伝えています。訪問者は修道士たちがハーブを育て、薬を調合した様子を見ることができ、この薬局は初期ヨーロッパ医学の貴重な記録となっています。