Pinciano obelisk, イタリア、ローマのエジプト風オベリスク
ピンチョのオベリスクは、ローマのピンチョの丘にある古代エジプトの石造記念碑で、表面にヒエログリフの碑文が刻まれたピンク色の花崗岩でできています。高さは約13メートルで、ローマ人が都市に運び込んだ数少ないエジプトのオベリスクの一つです。
このオベリスクは、2世紀に皇帝ハドリアヌスによって、皇帝にとって非常に重要な人物であるアンティノウスに捧げられた記念碑として発注されました。これは、ローマが帝国の権力と文化的洗練の誇示としてエジプトのシンボルを都市にもたらす慣行の一部でした。
オベリスクに刻まれたヒエログリフの碑文は、古代エジプトの伝統が、ローマ人が重要な人物を称える記念碑を建てる方法にどのように影響を与えたかを示しています。
このオベリスクはボルゲーゼ庭園内にあり、庭園をオベリスク通りに向かって歩いて行くことで到達できます。ポポロ広場の入り口近くの開けた場所に立っているので、簡単にアクセスできます。
この石は何世紀にもわたって多くの場所を旅し、エジプトからローマへ移り、後にキルクス・ヴァリアヌスやバチカン市国などの場所に立った後、1822年に現在の場所に到着しました。その旅は、ローマ人が変化する興味や必要性に合わせて記念碑を収集し移設した様子を反映しています。