Palazzo Savorgnan, イタリア、ヴェネツィアのカンナレージョ地区にある宮殿
パラッツォ・サヴォルニャンは、カンナレージョ運河に面した4階建ての宮殿で、左右対称のファサードが特徴です。大きな中央のポータルが構成の中心となり、石枠の窓には装飾的なマスクや手すり子の要素があり、立面を構造化しています。建築デザインはヴェネツィアのバロック様式を反映し、各階に細かく彫られたディテールが見られます。
この宮殿は17世紀にサヴォルニャン家によって建てられ、バルダッサーレ・ロンゲーナの作品から着想を得た建築家ジュゼッペ・サルディが設計しました。この時代は、ヴェネツィアがこうした邸宅を通じて芸術的遺産を広げたことを反映しています。
ガルヴァーニャ家は1855年までこの宮殿に美術コレクションを保管していました。その後、競売で多くの絵画がロンドンのナショナル・ギャラリーに分散しました。
この建物は現在学校として使用されており、観光での内部見学はできませんが、外観は外から見学できます。運河側から建築を眺めたり、岸辺から写真を撮ったりすることができます。
最近のファサード修復により、当初の工法が明らかになりました。作業員が石材のコーニスを壁のジョイントや金属クランプで固定していたことが判明したのです。この発見は、ヴェネツィアの建築職人たちの実用的な技術についての洞察を与えます。