Torre Troyana, イタリア、アスティにある中世の塔
トロヤーナ塔は、アスティの中心部に建つ、高さ44メートルの正方形の基盤を持つ石造りの塔です。塔は3つの階層からなり、各階には石の小柱で仕切られた4つの尖頭アーチ窓があり、それがファサードに規則的な模様を作り出しています。
銀行家のトロヤ家が12世紀後半に建設を始め、1260年から1280年の間に完成させました。これは、中世の富裕な家々が利益を守り、地位を示すために建てた多くの防御塔の一つでした。
この塔は、中世の家族が権力と富を誇示するために高さと石をどう利用したかを反映しています。今日、この塔のそばを歩くと、こうした建物がどのように都市景観を支配し、家族の名声を表していたかを今でも感じ取ることができます。
上部の展望台まで行くには199段の階段を上る必要があり、かなりの体力が要ります。頂上に着くと、街と周辺の田園地帯が遮るものなく見渡せ、頑張ったかいがあります。
内部の鐘は1531年のもので、ピエモンテ州で今も鳴る鐘の中で最も古いものの一つです。その鐘の音を聞くと、約500年にわたるこの街の日常のリズムと地域の記憶につながることができます。