釧路湿原国立公園, 北海道東部の国立公園、日本
釧路湿原国立公園は、北海道東部に位置する広大な湿地帯で、国立公園・野生生物保護区・ラムサール条約登録地・天然記念物に指定されている。釧路川が湿原を流れて太平洋へと注ぎ、低地一帯はヨシやスゲの群落で覆われている。
この湿地は数千年前、海底が泥炭で埋まり水が引いていく過程で形成された広大な沼沢地である。1987年に開発や排水から守るため国立公園に指定された。
細岡展望台をはじめとするいくつかの展望台から湿原を広く見渡すことができ、木製の遊歩道を歩けば地面を傷めずにヨシの中を進むことができる。ノロッコ号と呼ばれる観光列車が釧路川沿いを走っており、水面近くから湿原の異なる景色を楽しむことができる。
公園内に生息するシベリアサンショウウオは、マイナス45度という極寒に耐えられる日本唯一の両生類である。この動物は釧路湿原の湿地帯以外では日本のどこにも生息していない。