忉利天上寺, 神戸市灘区の山にある仏教寺院
天上寺は摩耶山の標高699メートルに位置し、伝統的な真言宗の仏教建築と手入れの行き届いた石庭が特徴です。寺院の敷地には複数の建物や構造物があり、森林に覆われた山腹に静かに佇んでいます。
法道という僧侶が、孝徳天皇の病気を治した後、天皇の要請により646年にこの寺院を建立しました。建立は、僧侶の治癒力に対する天皇の感謝の行為でした。
ここは日本で唯一、仏陀の母である摩耶夫人に捧げられた寺院であり、訪問者は妊娠中の守護に焦点を当てた儀式や祈りに参加します。この慣習は、一年中出産と安産の祝福を求める人々を引き寄せています。
寺院はロープウェイ駅からの歩道の終点にあり、森の中の小道を通って到達します。訪問者は丈夫な靴を履き、この標高での天候の変化に備える必要があります。
この寺院には、33年に一度だけ公開される3体の聖像が隠された部屋に安置されています。この神秘的な開帳は、十一面観音、不動明王、毘沙門天を見るという稀な機会を待つ巡礼者を引き寄せます。