ラオスの地理, 東南アジアの内陸国の地理
この内陸国の地形は、山々と森林に覆われた丘陵が国土の大部分を占め、その間にいくつかの大きな台地が広がっています。メコン川が国を北から南へ貫き、各地域を結ぶ主要な水路となっています。
1800年代後半から1900年代半ばまで続いたフランスによる植民地時代に、現在の国境線が確立され、メコン川が西の国境とされました。この植民地時代の影響が、現在も続く政治的な区分や土地の区分を形作りました。
さまざまな民族グループが山の谷や台地に点在して暮らしており、それぞれが独自の習慣や生活様式を守っています。この多様性が地域社会や日々の伝統を形作っています。
川沿いの谷や山岳地帯を巡るには時間がかかります。道は曲がりくねっていて起伏が多く、全国的にそうした状況が続くからです。乾季は道路の状態が最も良く、天候も安定するため、旅行に適した時期です。
シエンクアン高原には「ジャール平原」があり、標高の高い地形全体に巨大な先史時代の石の容器が点在しています。これらの謎めいた器は古代にまで遡り、その本来の目的については今も研究者を悩ませています。