Yacoubian Building, ラス・ベイルートのキャラカス地区にある集合住宅
ヤクビアン・ビルは、1960年代初頭に建設された2つのブロックからなるモダニズム様式の集合住宅で、高さは約12階建てです。各住戸には海を見渡せるバルコニーがあり、廊下は色とりどりのタイルで装飾され、屋上には多数の貯水タンクがあります。
この建物は、1960年代初頭に建築家ラフィク・モヘブによって設計され、1975年に始まったレバノン内戦中は住民の避難所となりました。紛争中、多様な住民を保護した数少ないアパートの一つでした。
この建物には、宗教やコミュニティが異なる人々が住み、何十年もの間平和に共存していました。共有の廊下や共用スペースは、多様なグループが密集して共存していた都市の姿を反映していました。
この建物は現在も使用されている集合住宅で、通りから見学できます。建築の特徴は外から見るのが最適です。ファサードに沿ってゆっくり歩くと、色とりどりのタイルの模様や建物の構造を観察できます。
1960年代から建物の地下で「ヴィーナス・クラブ」という娯楽施設が営業し、国内で最も訪れられるナイトスポットの一つとなりました。この隠れた空間は、当時のベイルートの評判と密接に結びついていました。