Bou Regreg, モロッコ西部の川
ブー・レグレグ川はモロッコ西部を流れる川で、中アトラス山脈に源を発し、ラバトとサレの間で大西洋に注ぐまで、国の中を数キロメートル流れます。その河口は内陸深くまで広がり、この2つの都市の間の自然な境目を作っています。
かつてサラ・コロニアという古代の町がブー・レグレグ川の岸辺にあり、フェニキア人やカルタゴ人の重要な貿易港として機能していました。その後、この地域は17世紀に独自の海洋共和国を築いた自治共同体の中心となりました。
ブー・レグレグ川地域には、17世紀にスペインからのモリスコが住み着き、独自の統治システムを持つコミュニティを築きました。彼らの存在は地域のアイデンティティ形成に影響を与え、川沿いの都市の建築や伝統に痕跡を残しています。
川岸は多くの場所でアクセス可能で、特にラバトとサレの都市部では整備された遊歩道と見晴らし台があります。訪れるのに最適な時期は秋か春で、天候が穏やかで水位が安定しています。
この川の河口は、アフリカとヨーロッパの間を移動する渡り鳥にとって、特に季節の変わり目に重要な中継地となっています。バードウォッチャーは、他の場所ではなかなか見られない珍しい種をここで観察できます。