マルコ塔, プリレプ市にある遺跡。
マルコビ・クーリはプリレプ近くの丘の上にある要塞遺跡で、中世の塔と城壁が石灰岩のブロックで築かれています。その構造から、古代から中世にかけての複数の建設時期が確認できます。
この遺跡には青銅器時代から中世に至るまでの居住の証拠があり、バルカン半島で発見された最も大きな初期スラブ集落の一つを含みます。要塞自体は14世紀に地元の支配下で拡張・補強されました。
この場所の名前は、14世紀に要塞を完成させた南スラブの伝説上の人物、プリンス・マルコに由来します。廃墟を歩くと、この支配者が地域のアイデンティティと記憶にどのような影響を与えたかを感じ取ることができます。
遺跡へはプリレプから標識のある道をたどって行くことができ、中世の建造物について説明するガイドツアーもあります。道は荒れた地形を横切り、歩くには体力が必要なので、丈夫な靴を履いてください。
この要塞は、7億2000万年前の火山活動によって形成された片麻岩と花崗岩の岩の上に立っており、バルカン半島の地質学的な過去を垣間見ることができます。頂上からはペラゴニア平野を一望でき、この地域を特徴づける多様な景観を目にすることができます。