Abbatija Tad-Dejr, マルタのラバトにある初期キリスト教の地下墓地
アバティヤ・タド・デイルは、岩を掘って造られた4つの地下埋葬室からなる初期キリスト教の地下墓地です。装飾された墓の構造物が整然と配置されています。かつて採石場だった場所を利用し、埋葬の位置に細かな計画が感じられます。
この遺跡は4世紀から9世紀にかけて、キリスト教共同体の埋葬地として徐々に発展しました。1926年から1933年にかけての考古学的発掘により、各部屋が異なる時代にどのように使用され、改変されたかが明らかになりました。
主となる部屋には中世の礼拝堂があり、訪問者はキリスト教の伝統に登場する宗教的人物や場面を描いた、色あせたフレスコ画を見ることができます。
地下の部屋を訪れるには、ヘリテージ・マルタを通じて事前予約が必要です。訪問はガイド付きのみです。歩きやすい靴を履き、狭く薄暗い通路に備えてください。
壁には、ギリシャ様式とラテン様式を組み合わせた8つの赤い十字架が描かれており、この場所で異なるキリスト教の伝統が融合したことを示しています。これらの印は、この埋葬地を使用した共同体の宗教的多様性を明らかにしています。