Tropaeum Traiani, ルーマニア、アダムクリシのローマ軍勝利記念碑
トロパエウム・トライアニは、直径約40メートルの円形のローマ記念碑で、かつて地面から高くそびえていた石のブロックを積み上げて造られています。表面には、ローマ人とダキア人の戦闘を詳細な場面で描いた54枚の彫刻パネルが施されていました。
トラヤヌス帝は、102年に終わった軍事作戦でダキア人に勝利したことを記念して、西暦109年にこの記念碑の建設を命じました。この建造物は長い年月の間に損傷を受けましたが、中心部は生き残り、現代になって部分的に再建されました。
記念碑の彫刻シーンは、ローマの地方の芸術家がドブロジャ地方でどのように活動していたかを示しています。地元の人々は自分たちの戦いが石に描かれているのを見ることができ、ローマの力が誰にでも見える場所となっていました。
再建された記念碑自体を探索する前に、まず近くの博物館を訪れて、元の彫刻パネルやその他の出土品を見ることをお勧めします。そうすることで、元々ここに何があったのか、そして何世紀にもわたって何が修復されてきたのかを理解するのに役立ちます。
この記念碑にはもともと、戦闘で亡くなった約3,800人のローマ兵士の記録が含まれていました。石に刻まれた個人名を見ることは、多くの訪問者が見落としているこの軍事記念碑に人間的な側面を加えます。