Church of Saint Nicolas, Murom, ロシア・ムーロムのバロック様式の教会
聖ニコライ教会は、ロシアのムーロムにあるオカ川の高い岸に建つバロック様式の教会で、5つのヘルメット型のドームと2層の八角形の鐘楼を備えています。建物は、西洋バロックの特徴とロシア建築の伝統を組み合わせ、バランスの取れた構成になっています。
この教会は、1700年から1717年の間に、モスクワの司祭D.クリストフォロフの資金で建てられ、イヴァン雷帝の宮殿の近くにあった16世紀の木造建築に取って代わりました。木から石への移行は、都市が宗教的中心地として発展する上での転換点となりました。
内部には、伝統的な正教会のイコンとともに、地元の芸術家A.I.カザンツェフによる12人のシビュラの絵画を備えた、彫刻が施された金箔のイコノスタシスがあります。キリスト教の図像と古代の預言者の人物像のこの組み合わせは、ロシアの教会では珍しく、注意深い訪問者の目をすぐに引きます。
教会の下には、教会墓地を通ってアクセスできる聖ニコライに捧げられた泉があります。周囲の地面はでこぼこしているので、しっかりした靴が適しています。また、宗教的な空間では敬意を持った服装と行動が求められます。
後に現代テレビの基礎を築いたウラジーミル・コズミッチ・ズヴォリキンは、この教会で洗礼を受けました。ムーロムのこの小さな建物と、20世紀で最も影響力のある発明の一つとの関連は、ほとんどの訪問者には気づかれていません。