Ain Diwar Bridge, シリアのローマ橋
アインディワール橋は、チグリス川を渡る石造りのアーチ構造で、黒い玄武岩で造られています。元々は3つのアーチがありましたが、現在は1つだけが見えます。橋は川岸を結び、石積みには中世の建築方法を示す彫刻の細部が見られます。
橋の建設は1164年、ジャマール・アッディーン王子の統治下でボタン島で行われ、後期アッバース朝時代の重要なインフラプロジェクトを代表するものでした。このプロジェクトは、ザンギー朝がこの地域の河川横断をどのように発展させたかを示しています。
橋に刻まれた石の装飾には、黄道十二宮のシンボルや騎手が描かれており、イスラムデザインにおけるザンギー朝時代の芸術的嗜好を反映しています。これらの装飾は、この橋を建設し利用した人々の職人技と視覚言語を示しています。
橋はデリクから約17キロの場所にあり、シリア、イラク、トルコが交わる辺境の地にあります。訪問者はでこぼこの地形を覚悟し、この場所へのアクセスには実際的な困難が伴うことを認識しておく必要があります。
2014年の研究により、この橋はローマ人ではなく、ザンギー朝によって完全に建設されたことが明らかになりました。この発見は、この重要な川の渡しを誰が建設したかについて長年信じられてきた誤解を正しました。