Beitou Cisheng Temple, 台湾台北市北投区にある中国寺院
北投慈生宮は台北市北投区にある中国風の寺院で、中央の中庭を囲むように、主軸に沿って複数の堂が配置されています。屋根の棟には陶器の人物像が並び、内部の壁には彩色画や木彫りの彫刻板が、台湾の民間寺院に共通する様式で施されています。
この寺院は1669年に創建され、北投地区で最も古い礼拝所の一つです。中国福建省から移住した初期の開拓者たちが、故郷の宗教的伝統を持ち込んで建立しました。1969年の大改修では、元の配置を保ちながら、装飾の多くを新しくしました。
この寺院は、台湾と中国南部の沿岸地域で広く信仰されている海の女神・媽祖を祀っています。内部では、参拝者が媽祖像の前で線香をあげ、お供え物を置く姿を、普段の日に見ることができます。
寺院は新北投駅から徒歩圏内にあり、近くの温泉地と合わせて訪れるのに便利です。平日の午前中に訪れると静かな体験ができますが、祭りの時期はにぎわいと人出が増えます。
境内には古いガジュマルの木があり、その気根が外壁に沿って這い上がり、中庭に部分的に影を落としています。この種の木は台湾では神聖なものとされることが多く、参拝者が本殿とは別に、木の根元に小さなお供え物をすることがあります。