アールズ・コート, イギリス、ロンドン西部の住宅地区
アールズ・コートは、ウェスト・ロンドン線とディストリクト線の線路の間に位置するロンドン西部の住宅地区で、サウス・ケンジントン、チェルシー、ケンジントンとつながっています。この地域には、主にビクトリア様式のテラスハウスとアパートメント棟が並び、主要道路沿いには小さな商店、カフェ、パブがあります。
この地域は、1865年から1869年にかけてのメトロポリタン・ディストリクト鉄道の建設に続き、19世紀後半に果樹園や市場菜園のある田園地帯からビクトリア朝の郊外へと変貌しました。鉄道の開通は住宅開発を加速させ、この西ロンドンの地域に新しい住民をもたらしました。
トルバドゥールは1954年から生演奏の会場として営業しており、長年にわたってフォークやロックの演奏者を惹きつけてきました。フレディ・マーキュリーの旧宅であるガーデン・ロッジには、今もファンが訪れ、周囲の壁にメッセージや絵を残しています。
この地区は、ディストリクト線とピカデリー線の駅があり、市内各地を結ぶバス路線も複数運行しています。アールズ・コート通りとオールド・ブロンプトン通りには、スーパーマーケット、レストラン、小さな店が並んでいます。
英国初の24時間郵便局が1921年にここで開業し、1994年まで途切れることなく営業しました。1937年に開場した大規模な娯楽施設であるアールズ・コート・エキシビション・センターは、2014年の閉鎖まで国際的なコンサートやスポーツイベントを開催していました。