حصن الرناد, イエメン・ハドラマウト県にある要塞。
ラナド砦は、高台に建つ石造りの砦で、防御壁と、この地域の軍事的建造物に典型的な伝統的なイエメン建築の特徴を備えています。丘の頂上という位置を活かして、周囲の景観を見渡せます。
この砦は、ハドラマウトの部族紛争の際に防御構造物として建てられ、この地域を通る交易路を守る役割を果たしました。時が経つにつれ、渓谷を通る重要な街道の支配に重要となりました。
この砦は、何世代にもわたって磨かれてきた地域の工法を用いたハドラマウトの建築者の軍事工学の技術を反映しています。壁の丁寧な石積みに、その職人技の伝統を見ることができます。
砦へは近くの集落から未舗装の道を通って行きます。写真撮影や探索に最適なのは早朝です。丈夫な靴を履き、水を持参してください。地形はでこぼこで、日差しが強いです。
壁に組み込まれたいくつかの見晴らし地点から、季節の水流が景観を形作る周囲の谷を見渡せます。これらの見晴らし地点は、なぜこの場所が昔、交易路の監視に重要だったかを明らかにします。