Ahivant Fort, インドのナシク地区にある丘陵砦
アーヒヴァント砦は、インドのマハラシュトラ州ナシク地区にある丘陵砦で、アジンタ・サトマル丘陵の峰に位置しています。石壁、アーチ状の門、稜堡、水槽、食料貯蔵庫の跡が今も敷地内に見られます。
この砦は17世紀にマラーターとムガル帝国の間で所有が移り変わり、デカン地方の権力の移り変わりを反映しています。マラーター王シヴァージーは1670年にムガル帝国の支配からこの砦を奪いましたが、後にアウラングゼーブの下で再びムガル帝国の手に渡りました。
砦の敷地には、いくつかのシヴァリンガの彫刻と、サプトシュルンギ女神に似た像がある小さな寺院があります。これらの宗教的要素は、この場所が軍事的機能に加えて、周辺のコミュニティにとって神聖な役割を担っていたことを示しています。
砦への道はダレガオンワニ村から始まり、日陰が少ない開けた道を約2時間歩きます。早朝に出発するのが良く、日差しの強い地形なので十分な水を持っていくことが大切です。
この砦には、岩を直接切り出して作られた水槽があり、外部からの水がない状態でも包囲された守備兵に水を供給できました。このような自給自足の水貯蔵は、マラーターの丘陵砦によく見られる特徴で、攻略が難しかった理由の一つでした。