ブレンタ川, イタリアのトレンティーノとヴェネトを流れる川
ブレンタ川は、トレンティーノとヴェネトを流れる川で、カルドナッツォ湖からヴァルスガーナ渓谷を通ってアドリア海まで約174キロメートル流れています。この川はヴェネツィアの潟に入り、アルプスの風景と海岸平野を結んでいます。
ローマ人はこの川をメドアクスと呼び、重要な貿易と輸送のルートとして利用しました。パドヴァの近くで、この水路は2つの支流に分かれ、数世紀にわたってこの地域の経済発展を形作りました。
ブレンタという名前は、ローマ時代のメドアクスという呼称に由来しており、その名残は現在のこの地域の地理にも見られます。ナヴィーリオ・デル・ブレンタ沿いには、16世紀にここに邸宅を建てたヴェネツィアの貴族たちの建築様式が今も見られます。
川沿いのエリアでは、特にバッサーノ・デル・グラッパとヴェネツィアの潟の間の区間で、散歩やサイクリングを楽しむことができます。ナヴィーリオ・デル・ブレンタでのボート遊覧では、運河沿いの歴史的な別荘を訪れることができます。
バッサーノ・デル・グラッパのポンテ・ヴェッキオは、1569年にアンドレア・パッラーディオによって設計され、珍しい形式の屋根付き木造橋の構造を示しています。この橋は、伝統的なアルプスの橋梁方式で川に架けられており、洪水の後何度か再建されています。