San Lorenzo in Damaso, ローマ、パリオーネ地区にある小バシリカ
サン・ロレンツォ・イン・ダマソはローマ中心部にある小バシリカで、カンチェッレリア宮殿の中にあり、角柱で区切られた三つの身廊で構成されています。五面形の前室が入口となり、聖なる内部と周囲の宮殿構造をつないでいます。
教皇ダマスス1世は、およそ380年頃にこの場所に最初の教会を設立し、自らの住居に直接建て、何世紀にもわたって続く基盤を築きました。この建物は、時代の要求に応えるために、時を経て様々な改修や拡張が行われました。
この教会の名前は教皇ダマススに由来し、訪問者はルネサンスとバロックの芸術家たちがこの神聖な場所に残した最高の作品を目にすることができます。展示されている芸術作品は、この場所が何世代にもわたって礼拝者にとって果たしてきた役割を反映しています。
バシリカへの入り口は、宮殿の右側にあるカンチェレリア広場の入口1番です。場所はわかりやすく、内部は複数の区画に分かれていますが、移動しやすく、訪問者が快適に回れる広々とした空間です。
この教会の地下には、1988年から1991年にかけての発掘調査で発見された、古代の地下神殿であるローマ時代のミトラエウムの遺構があります。この隠された層は、ローマが何世紀にもわたって自らの歴史の遺跡の上に都市を築いてきたことを示しています。