Mithraeum at the Baths of Caracalla, ローマ、イタリアにあるミトラエウム
ミトラエウムは、カラカラ浴場の地下にある寺院で、長さ約23メートル、幅約10メートルの長方形をしています。高い交差ヴォールト天井があり、床は黒い帯で装飾された白いモザイクです。
この寺院は、浴場が完成した217年以降に建てられ、給水していた水道が遮断された537年まで使用されていました。この320年間、宗教的な集会の場として機能していました。
この地下寺院の壁画には、ミトラスと松明を持つ者が描かれ、ここに集まった信者たちの信仰を垣間見ることができます。これらの絵は、信者が芸術と儀式の空間を通して信仰をどのように表現していたかを示しています。
この地下寺院は、巨大な浴場のサービス用トンネル内にあり、一般の見学には開放されていません。訪問者は特別なガイドツアーやイベントの有無を問い合わせる必要があります。
この寺院は、ミトラ教の礼拝所としては最大級のもので、1912年の発掘調査で発見されました。この発見は、これまで主に他の地域の小さな聖所で知られていた宗教慣行の規模が予想外に大きいことを示しました。