サン・グレゴーリオ・マーニョ・アル・チェリオ, イタリア、ローマのチェリオの丘にあるバロック様式の教会
サン・グレゴリオ・マーニョ・アル・チェリオは、ローマのチェリオの丘にあるバロック様式の教会です。広い屋外階段と、アーチ型の柱廊を備えた壁に囲まれた中庭を通ってアクセスします。内部は三身廊のバシリカ形式で、16本の古代の柱と、身廊の長さにわたって幾何学模様の大理石が敷き詰められたコズマーティ様式の床があります。
教皇グレゴリウス大帝は、6世紀にこの地にあった実家を修道院に改めたとされ、後にそこはアウグスティヌスがイングランドの福音化に出発する拠点となりました。現在の建物は、17世紀初頭に、枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼがジョヴァンニ・バッティスタ・ソリアに依頼してバロック様式で再建されたものです。
教会の入口へ続く広い階段を上ると、糸杉が並ぶ開放的な中庭に出ます。そのアプローチには儀式的な雰囲気があります。内部では、側面の礼拝堂が今も祈りに使われており、博物館というよりは、生きた宗教的な性格を保っています。
入口は正面のファサードではなく中庭の側面にあり、訪問者は通常、ベルを鳴らして入れてもらう必要があります。開館時間は不定期なことがあるので、余裕をもって到着し、辛抱強く待つ価値があります。
敷地内での発掘調査により、メノファントスのアフロディーテとして知られる古代の大理石像が発見され、後にキージ家のコレクションに加わりました。この発見は、修道院よりはるかに前にこの場所でキリスト教以前の使用があったことを示しています。