Oratorio di Santa Silvia, ローマ、チェリオの丘にある礼拝堂
サンタ・シルヴィア礼拝堂は、ローマのチェリオの丘にある長方形の平面を持つ小さな礼拝堂です。木製の格天井と後陣にある天上の音楽会のフレスコ画が、その内部空間を特徴づける主な建築要素です。
チェーザレ・バローニオ枢機卿が1603年に建設を開始し、1608年から1609年にかけてシピオーネ・カッファレッリ=ボルゲーゼ枢機卿によって完成しました。この建物は、初期バロック期ローマの芸術活動が盛んな時代に生まれました。
ニコラ・コルディエ作の聖シルヴィアの大理石像が祭壇に立ち、信仰の中心となっています。斑岩の柱と青銅の柱頭がこの空間を囲み、訪問者が聖人の記憶に触れる厳かな雰囲気を作り出しています。
礼拝堂はピアッツァ・ディ・サン・グレゴリオ2番地にあり、横長の窓で飾られた正面玄関から入ります。シンプルな入り口で見つけやすく、内部は静かな瞑想の場となっています。
「天使のコンサート」という天井フレスコ画は、グイド・レーニとシスト・バダロッキオが共同で制作しました。この天上の情景は、親密な礼拝堂の空間における共同芸術制作の優れた例を表しています。