Fontana dello Zodiaco, イタリアのテルニにある噴水
Fontana dello Zodiaco(黄道十二宮の噴水)は、テルニのタチート広場にある大きな噴水で、花崗岩の土台、斑岩の縁、中央の鋼鉄のマストで造られています。構造体の周りの水盤はカララ大理石でできており、色とりどりのモザイクパネルで飾られています。
この噴水は、1932年に開催された全国コンペティションから生まれ、テルニの産業的性格と水力エネルギーを象徴する記念碑を求めるものでした。その結果は、現代的な素材と都市の経済的アイデンティティを組み合わせ、当時の精神を反映しています。
下の水盤には、1934年に芸術家コッラード・カーリがベネチアの色ガラス片で制作した十二星座のモザイクが展示されています。この意匠は、古い天文の伝統と、20世紀初頭に典型的な職人技術のスタイルを結びつけています。
この噴水は毎日開放されている公共広場にあり、水は通常、暖かい季節に流れます。2020年から2021年にかけて行われた徹底的な修復により、給水システムと照明が更新され、現在は良好な状態です。
中央の鋼鉄製マストは、かつてイタリア最大級だったテルニの製鉄所で生産された鋼鉄を使って作られました。この素材は偶然選ばれたのではなく、この街を形成した産業を直接参照しています。