トドワラ, 北海道野付半島の海岸原野
トドワラは北海道野付半島にある海岸原野で、何千本もの白化したモミの木の幹が塩水から突き出ています。木々は曲がりくねった海岸線に沿って列をなし、朽ちた木と海が織りなす独特の景観を作り出しています。
この森林地帯は約300年前に徐々に海に沈み、塩水に浸かりました。自然の地盤沈下により、生い茂る森林は今日見られる枯れた遺物へと変わりました。
この場所は、地質学的な変化が景観を作り変えていく様子を直接見ることができ、沿岸生態系が時間とともに変化する様子を示しています。枯れた木々は、自然による土地のゆっくりとした変化の物語を物語っています。
自然センターから木製の遊歩道で訪れることができます。暖かい季節には尾岱沼港からの遊覧船もあります。潮位や天候によって見え方が変わるため、事前に確認しておくと計画が立てやすくなります。
枯れた木々は、水位や光の条件によって変化する水の中の模様を作り出します。この刻々と変わる視覚的な景観は、特に日の出と日の入りの時に、光が様々な角度から差し込むことで際立ちます。