天霧城, 日本の城、善通寺市に所在
天霧城は、日本の善通寺市にある山城で、尾根に沿って築かれ、近くの港町への出入りを監視する役割を担っていました。現在の遺構は、地形の自然な形に沿って積まれた数段の石垣と曲輪からなります。
この城は、1364年に讃岐国の豪族・香川景則によって、多度津周辺の防衛を強化するための補助的な拠点として築かれました。室町時代の軍事的紛争の中で役割を果たし、四国地方のこの地域の支配を形作りました。
城跡は弥谷寺と同じ山腹にあります。弥谷寺は四国八十八箇所霊場の第71番札所です。この辺りを歩いていると、白い衣を着た巡礼者が、かつて兵士たちが警戒していた同じ坂道を通り過ぎるのを見かけることがあります。
遺構へは善通寺から徒歩で向かいます。途中、弥谷寺(いやだにじ)を通る道を登っていきます。山肌には日陰が少ないので、水を持参し、しっかりした靴で歩くと楽です。
遺構は長い山の尾根に沿って延びており、自然の岩盤が取り除かれたり避けられたりする代わりに、防御壁に直接組み込まれています。敷地内を歩くと、山の石と築城者の石がどこで境をなすのかがはっきりと見えます。