尾張大橋, 三重県桑名市と愛知県弥富市を結ぶ鉄のトラス橋
尾張橋は木曽川に架かる鉄のトラス橋で、愛知県弥富市と三重県桑名市を結んでいます。橋は14の片持ち梁部分からなり、中央径間は約63メートル、幅は約7.5メートルです。
工事は1930年に始まり1933年に完了し、長年にわたりこの渡し場を担ってきた二名渡しの代わりとなりました。この計画は、昭和初期の日本におけるインフラ近代化を進める動きの一環でした。
1933年の開通時には、伝統的な神楽の奉納や餅まきが行われ、この橋が近隣の地域社会にとってどれほど重要だったかを示しています。このような祝い行事は、新しいインフラが日常生活を大きく変えた時代の日本では一般的でした。
橋へは川の両側の道路からアクセスでき、取り付け道路の近くには車を止めて周囲を見渡せる場所があります。夏は雨が激しいことがあるので、出かける前に天気予報を確認するのがよいでしょう。
この橋は上部と下部で異なる構造方式を採用しており、当時の日本ではこの種の橋としては珍しいものでした。この手法の組み合わせは、技術者たちが単一の基準に従うのではなく、実験する意欲を持っていたことを反映しています。