由岐神社, 京都市左京区にある神社
由岐神社は鞍馬地域にある神社で、建物が山肌に固定された木造の柱の上に建つ「懸造り」の建築様式で知られています。本殿は中央の廊下によって区切られ、複合体の建築の流れを保ちながら、それぞれ独立した空間を作り出しています。
由岐神社は940年に創建され、大地震の後に皇居から移されました。この移転により、周辺の鞍馬地域を守る守護神としての役割を担うようになりました。
毎年10月22日、由岐神社の境内では「鞍馬の火祭」が行われます。地元の人々が川のヨシで作った大きな松明を担ぎ、数百年続く儀式を執り行います。この祭りは、地域コミュニティと神聖な場所との生きたつながり、そしてその守護の役割を象徴しています。
由岐神社は鞍馬駅の近くにあり、入場料は不要で、一年を通して参拝できます。境内は自然の小道が整備されており、神聖なエリアを散策することができます。
重要文化財に指定されている狛犬の石像は、子を抱いた姿で知られています。この像は、安産や子育ての守り神としての伝統的な役割を表しています。