Abu al-Hassan Mosque, モロッコ、フェズの旧市街フェズ・エル・バリにあるモスク
アブー・アル=ハサン・モスクは長方形の建物で、中央に正方形の中庭があり、側面には屋根付きの回廊が巡らされ、建物の幅いっぱいに礼拝堂が広がっています。その配置は、開かれた中庭と囲まれた内部空間を明確に分けています。
この建物は、1341年にマリーン朝の統治下で建てられました。その後、1792年から1822年にかけてスルタン・ムーレイ・スリマンの治世に大規模な改修が行われ、現在の姿ができました。
ミフラーブ(礼拝の壁龕)には、アラビア文字と幾何学模様をあしらった精巧な漆喰彫刻が施されており、見る人の目を引きます。こうした装飾の細部は、空間全体に織り込まれ、今日のこの場所の雰囲気を形作っています。
このモスクは、旧フェスにあるブー・イナニア・マドラサの近く、タラー・セギーラ通りにあります。礼拝時間外に訪れ、肌の露出を控えた服装を心がけてください。現在も礼拝が行われている場所です。
ミナレットは、各面で異なる装飾模様を施しています。東面と西面は織物のような模様、南面と北面は絡み合うデザインです。この違いに気づくには、建物の周りを歩いてよく見る必要があります。