El Beida Palace, フェズにあるかつての王宮。
エル・ベイダ宮殿は、フェズにかつてあった王の住まいです。中庭がいくつもあり、フェス川から引かれた水路が巡り、敷地全体に大きな東屋が配置されています。装飾が施された門をくぐると、庭園が広がり、全体の構造を形作っています。
建設は19世紀後半、スルタン・ハッサン1世の治世に始まり、20世紀初頭、スルタン・アブデルハフィドの下で完成しました。この時代は、市内で建築の刷新が著しかった時期にあたります。
この宮殿は、中庭と庭園を通して伝統的なモロッコの設計思想を示しており、この地域の美的価値観と日常生活を反映しています。注意深く配置された水場と植栽は、地域の建築の伝統を表しています。
この建物は行政の迎賓館として使われており、年間を通じて一般公開されていません。見学は外からにしてください。現役の行政施設として機能しているため、立ち入りはできません。
この建物は1915年までダール・バサと歴史的な関係を共有していましたが、その年に行政目的の違いから二つの建物は分離されました。この分離により、それぞれの場所の使われ方は根本的に変わりました。