Terry's Theatre, ロンドン・ウエストミンスター地区にある劇場
テリーズ・シアターは、ロンドンのウエストエンドのストランドにあったレンガ造りの劇場で、客席は桟敷席から平土間までいくつかのレベルに分かれていました。建物は約800人の観客を収容でき、喜劇や演劇など幅広いジャンルの公演が行われていました。
この劇場は1887年にオープンし、建築家ウォルター・エムデンが、かつてパブがあった場所に設計しました。オーナーのエドワード・テリーは、それ以前に他のウエストエンドの劇場で俳優として働いていました。
1888年にアーサー・ウィング・ピネロ作『スイート・ラベンダー』がテリーズ・シアターで683回上演され、2万ポンドという多額の収益を上げました。
この建物は現存しません。1900年代初頭に映画館に転用され、その後取り壊されたためです。その歴史に興味がある方は、演劇アーカイブやこの地域の歴史的記録で情報を見つけることができます。
劇場建築家フランク・マッチャムは1905年に大規模な改修を行い、建物の内部を近代化しました。その後映画館に転用されたことは、娯楽施設が人々の好みの変化に合わせて適応していったことを示しています。