Vindolanda Museum, イングランド、ノーサンバーランド州にある考古学博物館
ヴィンドランダ博物館は、ノーサンバーランドのハドリアヌスの長城の隣にある考古学博物館で、ローマ時代の要塞から出土した何千もの品々を展示しています。木製品、革靴、軍装備、日用品などがあります。このコレクションは、この北の辺境の集落での生活の様子を幅広く伝えています。
この遺跡はおよそ85年から370年まで使われており、9つの異なる要塞が順に建てられたことが分かります。これは、ブリテン北部の国境におけるローマの軍事的プレゼンスが長く続いた証です。それぞれの地層からは、約300年にわたる再建と適応の様子が読み取れます。
ヴィンドランダの木板文書は、イギリス最古の手書き文書です。個人の手紙や軍の記録を通じて、このローマの要塞で人々が実際にどのように暮らしていたかを伝えています。これらの文書を読むと、兵士とその家族の日々の心配事や生活の様子が直接伝わってきます。
この博物館は毎日開館しており、ハドリアヌスの長城のすぐ隣にあります。外側の要塞跡も見学できます。また、発掘作業が行われている場所もあり、考古学者が働く様子を見ることができます。
ヴィンドランダ遺跡のうち発掘が終わっているのはわずか約27パーセントで、地下にはまだ多くのものが眠っています。考古学者は、現在の作業が続くとしても約150年はかかるだろうと見積もっています。