Población Quebrada Márquez, チリ、バルパライソの集合住宅
ポブラシオン・ケブラーダ・マルケスは、バルパライソの丘の中腹に建つ集合住宅で、4階から6階建てのコンクリート製の建物が5棟あり、合計214戸の住戸があります。住戸は斜面に沿って段状に配置され、各住戸には通常、3つの寝室、リビングルーム、キッチン、バスルームがあります。下層階の住戸には小さな庭があり、上層階にはつながるバルコニーがあります。
この集合住宅は、1946年から1949年にかけて、ペドロ・ゴールドサック技師によって、ガブリエル・ゴンサレス・ビデラ大統領の任期中に、働く家族の住宅不足を解消するために建設されました。このプロジェクトは、国家が低所得層向けの住宅を直接建設したという点で、チリの公営住宅政策における重要な出来事を表しています。
この集合住宅は、複数の子どもを持つ家族のために特別に設計されており、労働者階級に手頃な住宅を提供するという政府の取り組みを反映しています。住民は分割払いで家を実際に所有することができ、当時の低所得世帯にとっては大きな機会でした。
敷地は急な丘の斜面にあるため、敷地内を歩く際は歩きやすい靴をおすすめします。見学の可否やツアーがあるかどうかは事前に確認するとよいでしょう。住民の協力によっては利用できない場合があります。
建物は急な谷の地形に巧みに適応し、丘の自然な傾斜と調和する連続した水平のプロファイルを形成しており、傾斜に逆らうのではなく流れに沿っています。この地形を利用した解決策により、大がかりな掘削や地形の大幅な改変なしに、困難な景観の中に多くの住戸を収めることができました。