Argyle Stores, オーストラリア、シドニーのロックス地区にある税関と倉庫の複合施設
アーガイル・ストアーズは、歴史的なロックス地区のアーガイル通り沿いに、ジョージアン様式とビクトリア様式の要素を備えた複数の砂岩とレンガ造りの建物からなる複合施設です。現在は、複数の階にオフィス、宴会場、レストランが入り、砂岩のアーチで囲まれた通路が各セクションを結んでいます。
1826年から1878年にかけて建設されたこの複合施設は、ジョン・パイパー船長の下で税関として始まり、1829年にフレデリック・アンウィンが東棟を完成させました。その後、関税対象商品の保税倉庫として使用され、シドニーが国際貿易港として成長したことを反映しています。
この建物は、シドニーの港地区が植民地時代の海上貿易と海外との交易によって発展したことを反映しています。砂岩の建物と中庭は、今もこの地区の雰囲気を形作っており、その交易の歴史を物語っています。
複合施設へのアクセスは複数の入口から可能で、それぞれがレストランやオフィスなど異なるエリアへ通じています。通路はおおむね平坦で歩きやすく、急な上り下りなしにさまざまなセクションを移動できます。
この複合施設には、手彫りされた巨大な木材の梁が砂岩の地下室を支えており、植民地時代の建設技術を示しています。その職人技は現在も空間の随所に見られ、シドニー初期のヨーロッパ人入植時に使われた建築方法を実証しています。