Eton Vale Homestead Ruins, オーストラリア、クイーンズランド州カンブーヤにあるホームステッド遺跡。
イートン・ベール・ホームステッド遺跡は、初期の牧畜場の遺構で、れんが造りの構造物が残っており、煙突、2つのセメント塗りの階段、石造りの暖炉の土台が見られます。敷地全体に散らばる建築資材や構造物の破片は、建設当時の家屋の向きや配置を今に伝えています。
イートン・ベール・ステーションは1840年にクイーンズランドで2番目の牧羊場として設立され、1850年までに放牧から小麦栽培と羊の繁殖へと移行しました。その後、火災で本館が焼失し、今日見られる石造りの構造物と基礎だけが残りました。
この農園は、労働者のコテージ、学校、農舎など、オーストラリアにおける初期のヨーロッパ式開拓の様式を示しています。居住棟と作業棟が混在することで、植民地時代の景観の中で牧羊場が共同体の中心としてどのように機能していたかがわかります。
遺跡はニュー・イングランド・ハイウェイの隣にあり、道路から見えます。露出した構造物により、元の建物の平面をたどり、敷地の配置を把握することができます。
元のホームステッドの庭にあった2本のブンヤ・パインが今も遺跡のそばに立っており、1912年に本館が火災で焼失した場所を示しています。これらの大きな木々は、この土地の過去の造園を今に伝える生きた証人です。