Harristown State High School Buildings, オーストラリア、クイーンズランド州トゥーンバにある学校複合施設
ハーリストウン州立高等学校は、1954年から1961年にかけて建設された7つの建物からなる複合施設で、主に木材で建てられ、各教科ごとに専門の教室があります。普通教室のほかに、手工科や家庭科のための専用スペースも設けられています。
この校舎群は、第二次世界大戦後の人口増加に対応するために1950年代に建設され、クイーンズランド州が中等教育の拡充に力を入れていたことを示しています。この拡大は、オーストラリア全土でより多くの若者に質の高い教育機会を提供しようとする動きの一部でした。
この学校は、戦後の教育が学問と工芸や家事などの実践的訓練をどのように組み合わせていたかを示しており、当時の地域社会が若者に何を求めていたかを反映しています。独立したスペースは、実技教育が座学と同じくらい重要視されていたことを明らかにしています。
本館は高床式になっており、下の空間は雨天時の避難場所や、一日を通しての集いの場として使われています。この時代の校舎は簡素で実用的であり、現代の学校建築とはかなり雰囲気が異なることに訪問者は注意してください。
この学校の元々の食堂は「オスロ・ランチ」と呼ばれ、ノルウェーの栄養学の原則をオーストラリアの学校給食に取り入れた初期の例であり、生徒の健康に配慮した食事プログラムの先駆けでした。当時のほとんどの学校が生徒の栄養計画を重視していなかったため、この取り組みは際立っていました。