スタディオン・グルバヴィツァ, サラエボのグルバヴィツァ地区にあるサッカー競技場(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
スタジアム・グルバヴィツァはサラエボにあるサッカー競技場で、FKジェリェズニチャールのホームスタジアムです。ピッチは長さ約105メートル、幅約66メートルで、ハイブリッド芝が採用され、灌漑設備と暖房設備が整っているため、年間を通じて良好な状態で試合が行われます。スタンドはピッチに近く、観客は試合を間近で見ることができます。
このスタジアムは、FKジェリェズニチャールに恒久的なホームグラウンドを与えるために1949年に建設が始まり、1953年に開場しました。1990年代の戦争中には木造スタンドの火災を含む深刻な被害を受けましたが、1996年に使用が再開され、紛争後初の試合がコミュニティの復興を象徴しました。
このスタジアムは地元では「ドリナ・チュポヴァ」、つまり「壺の谷」として知られています。この愛称は、スタジアムが丘に囲まれた小さなくぼ地に位置していることに由来します。試合日、特にFKジェリェズニチャールの試合では、サポーターが歌声や横断幕で集まり、コミュニティの精神に満ちた熱気あふれる雰囲気を作り出します。
スタジアムへは、近くを走るバスやトラムなどの公共交通機関を利用して簡単にアクセスできます。試合日は早めに到着すると、駐車場の確保、飲食の購入、試合開始前の着席に十分な時間があります。
1980年代、このスタジアムではUEFAカップ準決勝が開催され、FKジェリェズニチャールがヴィデオトンと対戦し、大勢の熱狂的なサポーターがヨーロッパの主要なサッカーの瞬間を目撃するために集まりました。この試合は、わずかな差で敗れたものの、クラブ史上最も記憶に残る出来事の一つとして残っています。