Palazzo FAO, ローマにある国際連合の宮殿風建物
パラッツォFAOは、ローマの歴史地区にある国際連合の大きな近代的オフィスビルで、ヴィアーレ・アヴェンティーノとヴィアーレ・デッレ・テルメ・ディ・カラカッラに沿って広がっています。複合施設は古代のカラカラ浴場とチルコ・マッシモの近くにあり、オフィススペースと会議ホール、国際業務のための管理施設を組み合わせています。
この建物は、1930年代にイタリア領アフリカの省庁オフィスとして設計され、1952年に国際連合食糧農業機関の本部として完成しました。この変遷により、戦後期に直接的な制度上のつながりを持つローマで数少ない建造物の一つとなっています。
この建物は、1930年代のモダニズムデザインを示しており、周囲のローマの古典様式やバロック様式の建物とは一線を画す、すっきりとしたラインと機能的な形態を持っています。訪問者は、この建築言語が近くの古代記念物に見られる装飾様式とどのように異なるかに気づきます。
この建物は、厳重な出入り管理が行われる国際機関が入っているため、一般には公開されていません。訪問者は、敷地内に入らずとも周囲の通りから外観デザインを鑑賞することができます。
イタリア政府はこの建物を、象徴的な年間1ドルで国際連合に貸しています。この異例の取り決めは、国際機関に対するイタリアの取り組みを示すものであり、外交上の取引における希少な寛大さの例として残っています。