St Mark's Clock, イタリア、ヴェネツィアの天文時計
サンマルコ時計は、サンマルコ広場の専用塔に設置されたルネサンス様式の天文時計で、「ムーア人」として知られる2体の青銅像が特徴です。それぞれ高さ約2.5メートルで、1時間ごとに大きな鐘を打ちます。文字盤には、時間、月相、惑星の位置を表示する複数の回転リングがあります。
ヴェネツィア共和国は1496年に兄弟のジャン・パオロとジャン・カルロ・ライニエリに時計の製造を委託し、1499年に完成させました。この時計はヴェネツィアの技術力と天文学への関与の重要なデモンストレーションを表していました。
時計の文字盤は、黄道十二宮と月相を同心円状に配置して表示し、中世の観測者が天体の動きをどのように理解していたかを示しています。この設計により、広場に立つ人々は惑星や星の位置を直接読むことができました。
ガイド付きツアーでは、塔内のらせん階段を上り、ムーア人が毎時鐘を鳴らす上層階に到達します。晴天時に訪れて、文字盤の細部と像の動きを十分に鑑賞することを計画してください。
1857年に照明付きの数字がメカニズムに追加され、照明付きの数値時間表示の初期の例の1つとなりました。この追加は、元の作成から何世紀も経った後でも、この装置が新しい技術に適応したことを明らかにしています。