カイソーン・ポムウィハーン郡, タイと国境を接するラオス南部の地区
サワンナケートは、メコン川沿いにあり、川を挟んでタイと向かい合うラオス南部の小さな都市です。市内には狭く静かな通りが続き、その両側には植民地時代の建物、商店、地元の市場、寺院が密集していて、徒歩で気軽に巡ることができます。
サワンナケートはかつてインドシナにおけるフランス植民地支配の中心地であり、1960年代のラオ・チャルーン・ラマ劇場などの建築遺構がその過去を物語っています。その後、この都市は秘密戦争の際に激しい爆撃を受け、その出来事はサワンナケート博物館に記録されています。
サワンナケートという名前はクメール語に由来し、「剣の都市」を意味します。仏教で神聖なナーガの蛇の彫刻が市内のあちこちに見られ、地元の精神的な信仰が景観を形作っていることがうかがえます。川沿いのナーガ像の前では、住民が花やお香を供える姿を日常的に見かけ、信仰が生活の一部であることを示しています。
街は歩いて回れるほどコンパクトで、ゲストハウスでの自転車レンタルは安く、手軽に手配できます。ヴィエンチャン、パークセー、タケークからのバスは毎日運行しており、最も経済的な移動手段です。ヴィエンチャンからは飛行機で約1時間の便もあります。
恐竜博物館には、サワンナケート地域で発見された先史時代の動物の化石や骨が展示されており、ラオ語とフランス語のラベルが言語学習を楽しくしてくれます。ヘウンヒン遺跡(石の家とも呼ばれる)は12世紀から13世紀に建てられたもので、クメール王によって造られましたが、今日そこを訪れる人はほとんどいません。