十二使徒大聖堂, ロシア・モスクワの正教会
十二使徒教会は、クレムリンの城壁内にあり、総主教宮殿に隣接し、生神女就寝大聖堂の北に位置する五つのドームを持つ複合施設です。建物群には礼拝堂、食堂室、そして相互につながる部屋が含まれ、一体となった構造を形成しています。
ロシアの職人アンティプ・コンスタンティノフとバジェン・オグルツォフが、総主教ニコンの指導のもと、1635年から1656年にかけてこの複合施設を建設しました。この計画は、教会施設を拡張し、当時の自分の役割を強化しようという総主教の努力を反映していました。
上階には、17世紀の工芸品や家庭用品を展示する博物館があり、当時の日常生活を反映しています。これらの品々は、人々がどのように家を整え、日常生活で何を大切にしていたかを示しています。
教会へは、アーチ道の下を通って大聖堂広場へと通じる三位一体門からアクセスできます。クレムリン内では古い舗装の上を歩き、異なる高さの地面の間を移動するため、歩きやすい靴をお勧めします。
1917年の戦闘中の砲撃による損傷の跡が、食堂室の壁と外観に今も残っています。これらの傷跡は、その混乱期にモスクワを襲った暴力の物語を伝えています。